目標
- 仕事続ける!
- 収入減らさない!
- 子供、家族との時間を今まで以上に確保する!
看護師の私
私は看護師として入職してから外科、ICU、ER、CCU、内科と比較的看護の分野幅広く経験してきました。
出産前は夜勤月6回とフルで働いていました。忙しいながらもそこまで苦痛はなくて、働いている自分が好きとも思えるほどでした。
私は基本的に人とお話をするのが好きです。昔から外面いいなと親に言われていましたが、人受けがいい性格というか(自分で言うなw)
患者さんからも気楽に声をかけられるように常に心掛けていて、休みの翌日出勤すると●●さんがお話したいって~とご指名いただくなどありました。※指名制ではございません。プライマリー看護の受け持ち制でございますw
看護師という仕事はこの文面では伝えられないほど精神的にも体力的にもとてもしんどいです。亡くなる患者さんとその家族の対応をしたとき、自分の魂もどっかいってしまうんではないかと思うほどどっと心が疲れます。なかなか定時で帰れない日が続くと、そのままソファーで寝てしまうなんてこともありました。
20代のころは夜勤明けでショッピング~♪旅行~♪なんてよくしていましたが、アラフォーの今はもうそんなことできません。
しかししんどいだけではないんです。
私にとってのやりがいは、集中治療の患者さんが無事に退院したとき。終末期の患者さんが自分が納得した形で家族と最期を迎え、家族からありがとうと感謝を伝えられたとき。新人がしっかり成長し、患者さんから頼られている様子を見たとき。ありがちなやりがいかもしれないけど、それだけじゃない。明日を無事に迎えられたとき。朝日を一緒に見られたとき。笑顔でお話できたとき。
何気ない日常をともにできたときに私は一番やりがいを感じている。
そういう自分に気づいたのです。
医療や看護を提供することは看護師として当たり前のことです。
それ以外の部分で私はとくに看護師としてのやりがいを感じていました。看護師として、人として、一人の相手と向き合ってきたからだと私は思っています。相手を病人では一人の人として尊重しています。
内科病棟で終末期患者さんを看てきたとき、多くの患者さんが最期の場所を自宅に選ぶのです。近年その傾向が増えてきたと医療の現場にいて気づきました。 自宅 それは、これまでの日常を送ってきて、そしてこれからの日常が繰り広げられる場所です。
居心地がいい。家のにおいが落ち着く。窓からの景色が好き。椅子が好き。大切なペットがいる。大好きな家族が近くにいる。自宅を選ぶ理由は人それぞれですが、日常のある場所で私に何かできることはないか?そう考えるようになりました。そして病院から地域支援に挑戦してみよう。そう思いました。
地域支援といえば訪問看護です。病院内では退院支援の場で訪問看護師さんとお話をすることがよくあったのですが、患者さんの意思に寄り添うことをもっとも重要としています。病院にいれば患者さんが拒薬していて、、、と問題点にあがりますが、在宅にいくと“薬を飲みたくない”という意思があればそれをよしとします。本人の意思だからです。無理強いすることはありません。
場所は違っても看護師としてできることをやりたい。
看護師は続ける!これが私の選択です。
仕事をすること、看護師をすること、それは私が私らしくいきるための一つの手段であると私は思っています。完全に医療、看護の現場から離れることは私の選択肢にはなかった。あと考えるのは働き方。家族への思いと合わせて次回考えをまとめようと思います。